整骨院ONLINE相談

睡眠・栄養・運動で健康な身体をつくる

膝が痛くて水が溜まる原因。繰り返す水抜きの治し方。

f:id:fukuokacafe:20171208093524j:image

 

膝に水が溜まった方の多くは、

 

膝をぶつけた記憶がないのに、急に膝に水が溜まってきて病院に行くと水を抜かれた。

 

1度で終われば良いけどしばらくするとまた膝に水が溜まって病院で抜いての繰り返しです。

 

 

「このまま水を抜き続けていいのか?」


「いつまで抜き続けるのだろうか?」


「なんで水が溜まってしまうのか?」


「だんだん反対の膝も痛くなってきた」

 

という疑問や悩みがでてくると思います。

 

この記事では膝の水に注目して悩みを解決していき、

 

そしてもし水が溜まってしまった場合に行う正しい処置をお伝えしいきます。

 

 

膝関節の構造

膝関節は、大腿骨・膝蓋骨・脛骨(太ももの骨・膝のお皿の骨・すねの骨)で構成されます。

 

この骨同士が脱臼しないように靭帯があり、ぶつからないようにクッションの役割の半月板(軟骨)があります。

 

さらに関節部分には関節包という袋で包まれており、関節包の内側の滑膜から関節液が分泌され膝関節の滑りを良くしています。

 

膝関節の正常可動域(動かせる角度)は、

膝を後ろに曲げる角度が130度まで、前に伸ばす角度は0度です。

 

かかとが自分のお尻までつく(180度)のが正常だと思っている方が多いですが、膝関節の正常可動域は130度までです。

 

ちなみに立った時に伸ばしている膝が後ろに反ってしまう(ー5度くらい)ことを過伸展といいます。

 

臨床経験から膝の過伸展は関節が柔らかい女の子に多くみられます。
関節が柔らかすぎると靭帯を伸ばしやすいというデメリットもありケガしやすいです。

 

なぜ水が溜まるの?

膝の構造上、関節包内の滑膜からでる水が一定量溜まっているのが普通です。

 

この水が膝関節の炎症により過剰に分泌され関節包に溜まってしまうからです。

 

 

わかりやすく説明すると、

膝の骨がぶつからないようにしているクッションにも水が必要です。
そして、膝の動きをスムーズにするためにも水がでます。


さまざまな原因により膝関節に炎症が起こり、この炎症を抑えようと体の反応で水がさらにでます。


しかし、本来ならこの水はリンパ管の中に吸収され流れていくのですが、その吸収よりも多く水がでてくることによって水の吸収が追いつかなくなり関節に水が溜まるのです。

 

炎症を起こすさまざまな原因

 

骨の問題
大腿骨と脛骨のねじれによって関節面が狭くなったり、ねじれた状態で曲げ伸ばしすると骨がぶつかりすり減ってしまうため炎症を起こします。


これを、変形性膝関節症といいます。

 

筋肉の問題
膝にはたくさんの筋肉が付着します。


そのなかでも太ももの前面と後面の筋肉は大きいです。
この筋肉が硬くなり動きが悪くなることで摩擦が起こり炎症を起こします。

 

軟部組織の問題
4つの靭帯や2つの半月板をケガにより傷つけてしまうと炎症がおきます。

 

姿勢の問題
骨格の歪みが関係します。


主に日常生活動作仕事での繰り返しの作業によって歪むことが多いです。


特に猫背を気にしている方が多いのではないでしょうか?


猫背と膝は関係があり、
姿勢が悪い猫背だと立位で足を上げる際(膝を上げる)に上半身が邪魔をして上げにくくなり膝を上げる角度が減少します。


すると、しだいに膝を曲げなくなり膝関節が固まってきます。


背骨が真っ直ぐ正しい位置にあり、姿勢が良い状態だと膝関節の動かせる範囲が減少することがないので膝の治療を行う際に同時に姿勢の治療も行うとより効果はでるでしょう。

 

これ以外の原因として
関節リウマチ、関節ねずみ、痛風があります。

 

膝に溜まった水を抜く

炎症を起こし水が出る量に対して吸収する量が追いつかなくて溜まって膝が腫れてしまいます。

 

一旦その腫れを抑えるために注射器で水を抜きます。


すると腫れも引き圧迫されていた血流が元に戻るので痛みも収まります。

 

しかし、膝の水を抜く治療を何度も繰り返している方がいます。
それは、水を抜くだけでは不十分ということです。

 

膝の水を抜いたから完治ではなく、あくまで水を抜くと腫れが引くので一時的な対症療法にすぎません。

 

完治させるには、膝に炎症が起こる原因を根本から治療しないかぎりは、いくら水を抜いても再度水が溜まります。

 

よく膝の水を抜くとクセになると耳にすると思いますが、これがクセになり繰り返す原因です。

 

その場しのぎの対症療法ではなく原因から治す根本治療を心掛けてください。

 

膝に水が溜まってしまった場合の処置

炎症を起こす原因を見つけてそれに対して治療ができるのが理想ですが、自分で原因をみつけることは難しいと思います。


実際に整骨院の先生でもこれが原因だと断定することは難しくいくつもの可能性を考えながら治療しているものです。

 

まず、炎症を抑える方法として冷やすことが1番ベストでしょう。
1日に3回、15分程度冷やすと炎症は取れていきます。


次に、包帯固定をできると良いですね。


利点としては圧迫固定することで水を引かしたり、膝の動きを制限し安定させる所です。


またサポーターと違いサイズが無いので自分の膝の形に合わせて固定ができる。


もし、包帯固定できない場合は、サポーターを使ってください。

 

基本の自分でできる処置としては、この2つです。
この2つがしっかりできていると治りも早いです。


臨床現場で治療をしていても、治療だけの場合よりも治療を行いセルフケアとして上記の2つを徹底してやってもらった場合の方がかなり治りが早く、水が溜まるという再発も少ないです。

 

運動はした方が良いの?

運動はできればした方が良いです。
しかし、条件があります。


膝が痛い時、水が溜まってるときはしてはいけません。


だいぶ症状が落ち着いてから運動してください。
それでも全然遅くはありませんので。

 

最初は、10分くらいのウォーキングから始めて、慣れてきたら5分ずつ伸ばしていって30分程度できれば良いです。


頻度は週に1.2回がベスト。


プールで歩くのも膝の負担を減らせるのでおすすめです。

 

膝が痛い方でも無理せず行える運動方法は以下の記事をご覧ください。

 

さいごに

膝のO脚やX脚も原因の一つです。


がに股で歩いたり、日本は地面が整えられており平坦な道が多いので膝に負担がかかりやすいと言われています。(海外はデコボコ道や坂道)


太ももの内側の筋肉が弱かったり、上手く使えてない方がほとんどです。


なので、太ももの内側(内転筋)のトレーニングをしてみてはいかがでしょうか?

 

すると、軸が安定し膝への負担が減ることによって炎症を起こす原因を取り除くことができると思います。

 

膝の手術をして人工関節を入れなくても良いように


早いうちから膝を大事にしてください。

 

 

柔道整復師に身体の不調に関する疑問や不安をぶつけてみませんか。

 

ご相談はこちら