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柔整師が舟状骨骨折を解説/ドクターXにでてきた有痛性外脛骨とは?

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ドクターX 第9話では、

 

足の痛みがなかなか引かないバレエをしている女の子が病院で検査を受けると

 

足の痛みは骨が炎症を起こす「有痛性外脛骨」と診断される。

 

ところが、再検査を勧められ舟状骨骨折だということが発覚する。

 

 

なぜ最初の検査で舟状骨骨折がみつけられなかったのか?

 

その理由と有痛性外脛骨についても解説していきたいと思います。

 

 

足の骨の構造

 足の骨は、足部は26個の骨からできており、

 

そのうちの1つに舟状骨(しゅうじょうこつ)があります。

 

舟状骨は足部の内側から触れることができます。

 

舟状骨骨折とは?

舟状骨骨折は陸上やサッカーやラグビーなどのスポーツをしている人に多く起こります。

 

専門学生の頃、

 

舟状骨骨折は骨折部がわかりにくくレントゲンでも見落とされやすい骨折で、

 

そのことにより治療が遅れたり固定が遅れ、

 

骨がくっつかないまま後遺症が残ってしまうリスクがあるから気を付けなさいと言われ覚えさせられました。

 


ドラマの場合、最初「有痛性外脛骨の炎症」と診断されています。

 

レントゲンを撮った際に骨折部がわかりにくく、


それに加えて舟状骨に普通にはない余分な骨「外脛骨」があったため

 

この骨の炎症と診断したのではと考えられます。

 

もしこのまま舟状骨骨折が見逃されていたら、

 

骨折部分がちゃんとくっつかず偽関節という後遺症を残していたことでしょう。

 

偽関節とは、もともと関節でない部分に新しく関節ができてしまうことをいいます。

 

有痛性外脛骨とは?

舟状骨の内側に存在する過剰骨です。


普通にはない余分な骨と言われており、全体の15~20%の人にあるとされています。


普通では骨が出っ張っているだけですが、

 

摩擦などにより炎症を起こし痛みを伴う状態を有痛性外脛骨といいます。

 

 

臨床現場では、足首を返すターンを多くする学生や

 

テニスでボールを打ち返す際に足の内側を地面につけて引きずりながら打つようなフォームの子がいました。

 

他には、外脛骨で扁平足の子で足のアーチが落ちて無くなり当たって痛みが出ているケースもありました。

 

 

ドラマを見ていて骨を固定するために普通は金属ネジなどで固定し取り除く2回の手術が必要なところ、

 

自分の骨を移植し固定するという応用の治療には、

 

患者さんのQOLに応えたベストで夢がある治療だなと感心しました。