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腰椎椎間板ヘルニアによるしびれ/治すために最も重要なこと【相談】

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今回は、70歳女性の腰椎椎間板ヘルニアについてのご相談です。

 

「背骨の隙間が狭くなっています」

 

「歳のせいです。加齢によるものです」

 

「運動不足です。腹筋と背筋をしてください」

 

よく聞く言葉ですが、これで本当に患者さんは納得しているのでしょうか?

 

 

患者さんの本心はきっと、

 

どうやったら治るのか、今後気をつけることは、自分の身体の状態を知りたいなど不安な気持ちがあると思います。

 

その不安を少しでも解消できるように回答していきます。

 

相談内容

 私の母の相談ですが、70歳の母が2年前くらいから腰椎椎間板ヘルニアで悩んでいます。

 

症状としては、 

腰の痛みと右のお尻からふくらはぎまでしびれがあり、常にしびれはあるそうですが動かした時ズキンと電気が走るように激痛が起こるそうです。

 

痛くなる2年前までは腰痛もなく元気でした。

 

急に痛がりだし心配で病院に連れて行くとヘルニアと診断され、加齢で背骨の隙間が狭くなっていますと言われました。

 

確かに70歳という年齢的なものもあるとは思いますが、本当にそれだけなんでしょうか?

 

病院のリハビリにも通い牽引をしてもらっているのですが、母に聞くとあんまり変わってないそうで、痛み止めと湿布も効果がなく手術しかないのかなと考えています。

 

ですが手術の前にと思い、腰痛専門の整体院に診てもらいました。

 

保険がきかず3ヶ月の回数券というプランをすすめられ、正直高額でしたが手術のことやこれで良くなることを考えればと思い3ヶ月治療をしましたが治ることはなく後悔しています。

 

あんなに元気だった母が今辛そうにしているのを見ていると私まで辛くなってしまいます。

 

やっぱり手術が必要なんでしょうか?

 

 回答

 お母さんの痛がる姿を見ているとなんとかしてあげたいという想いもあり自分のことのように辛いですね。

 

手術の件ですが、腰のヘルニアには手術しないと治らない場合もあり必要です。

 

手術をしないといけないヘルニアなのかをしっかりと判断して選びたいですね。

 

手術をせずに治った患者さんもたくさんいます。

その反面、手術をしても治らなかった患者さんもいます。

 

手術が全てではないと思いますよ。

手術をする前にいろんな治療を受けて治ればその方が理想ですよね。

 

ですがすでにいろいろ治療に行かれて嫌な思いもしているかもしれませんが、諦めずにお母さんに合うところを探すことをおすすめします。

 

それがきっとお母さんのためになるはずです。

 

 

手術を選んでも間違えではありません。

腰のヘルニアで手術した患者さんを診てきましたが、治った人・治らなかった人

 

共通して言えることは、手術後が大事ということです。

 

治らなかったと言う人は、

手術後リハビリし退院し普通の生活に戻った時に今までと変わらず生活しリハビリメンテナンスといった自分の身体に気をつかわなかった人に多いです。

 

手術をして終わりという感じです。

 

ヘルニアの手術法にもいろいろありますが、

 

イメージしやすいように背骨が圧迫し椎間板が飛び出てそれが神経にあたってしびれの症状が出ているとします。

 

その飛び出ている椎間板を摘出する手術を行います。

 

すると圧迫は取れ、症状は無くなるでしょう。

 

しかし、今まで10割あった椎間板で背骨への衝撃を吸収、分散していたけど、手術によって3割分摘出した場合、残りの7割で今後生活しなければなりません。

 

すると前までと同じ身体の使い方をしていると3割分耐えきれなくなります。

 

そしてまた再発するのです。

なので手術後に残りの7割の椎間板での身体の使い方やリハビリをしていかないといけません。

 

もう一つ手術についてですが、レントゲンやMRI検査をして腰にヘルニアがあったとしてもしびれの原因は、腰にない場合があります。

 

この場合腰の手術をしても意味がないでしょう。

 

症状の原因に対して手術を行うことがベストです。

 

腰のヘルニアの原因として様々なものが挙げられます。

腰痛の85%は、原因不明と言われているほどです。

 

中には、ストレスからくる腰痛もあり、

 

旦那さんが亡くなりそのショックから腰痛を引き起こし最初は原因がわからずいろんな治療をおこなっても良くならず、

 

犬を飼い、可愛がり散歩に一緒に行ったりしていると腰痛が治ったという有名な話もあります。

 

原因を明確にすることが大事です。

 

 

病院に行きヘルニアと診断されリハビリを受けると基本的には牽引をします。

 

この牽引は、使い方によって効果が期待できるとは言えません。

 

腰椎椎間板ヘルニアは、L4-L5間などと表します。

 

この牽引をL4-L5の間だけ引っ張ることができれば良いでしょう。

 

しかし、実際はカラダ全体を引っ張っているので腰の骨、全てを引っ張っていることになります。

 

これだと1番隙間を広げたいL4-L5間を広げる割合は少なくなります。

 

 

私が患者さんからお聞きした話で、衝撃的だったお話を紹介します。

 

腰椎椎間板ヘルニアの患者さんで、痛みで自分で起き上がることも歩くこともできなくなり即入院となり、1ヶ月間の入院期間中は牽引をすることに。

 

そして1日の牽引時間が8時間だったそうです。

 

お風呂、食事、お手洗い、睡眠以外はずっと牽引していたそうです。

 

何かの間違いやかん違いだろうと思い聞き直しても8時間だったそうです。

 

普通牽引のイメージは30分くらいです。

 

それだけ長い時間牽引した結果は、全く効果はなかったそうです。

 

この話を聞いて、牽引はただ長い時間すればいいものでもないし、意味のある牽引の仕方を行わないといけません。

 

 

現在は、数多くの治療法があります。

 

なので治療院選びも難しいですが、どの治療法が良いとも一概には言えません。

 

極論、どの治療法を行ってもいいと思います。

症状の原因がわかっていて、原因に対して治療するならという意味です。

 

治療院業界には、技術セミナーがあります。

たくさんの技術の手技や理論を学ぶ場です。

 

私も色々なセミナーに行き実際にこの目で確認し、その手技を受けて学んできました。

 

いくつかセミナーに行ったある日、疑問が浮かびました。

 

前に受けたセミナーとまた別の日に受けた2つの全く違う技術セミナー。

 

このそれぞれの先生は、自分の治療法で数々の難しいヘルニアを治してきたという実績です。

 

ですが、治療方法、治療理論、身体の診方は正反対のことをおっしゃっていました。

A先生は、「私の治療法でヘルニアは治ります。」

 

B先生は、「私の治療法でヘルニアは治ります。」

 

全く同じことを言うのです。

 

これを聞いた時、矛盾を感じました。

 

要するに、

治療法が重要ではないというこということです。

 

2人の先生は、同じヘルニアの症状であって同じ患者さんを治療したわけではないので比べようがありません。

 

ただ共通して言えることは、原因を見つける検査を重要視していたことは同じでした。

 

ヘルニアで症状を起こしている原因を見つけること、その原因に対して行う治療であればどんな治療を行っても良くなるということです。

 

前に受けられた回数券の治療は、原因に対しての根本的な治療だったのか?

原因を見つけはっきりと説明してくれたのか気になります。

 

今後の治療院選びとして検査をまずしっかりしてくれるところを選んでみてはいかがでしょうか?

 

 

私の治療経験をお話しすると、ヘルニアの原因は骨格の歪みなどの問題が多いです。

もちろん他の原因もありますがあくまで統計です。

 

また原因が1つだけというよりは、何箇所か複数という場合がほとんどです。

 

骨格の歪みは、出産時の首へのストレス子供の頃の怪我日常生活動作仕事での繰り返しの作業交通事故などで起こります。

 

この歪みを正すことは、ヘルニアにおいては必須の治療だと考えています。

 

歪みを正すとは、姿勢が良くなるということです。

 

歪みを正すには、治療を受けることそして自分でも姿勢を正す意識を持つことです。

 

姿勢の乱れが様々な疾患を引き起こしていると言っても過言ではありません。

 

とはいえ痛みがあるときは姿勢を正したくてもできません。

治療をしながら少しずつ正すと良いでしょう。

 

近くに信頼でき身体を任せることのできる先生がいると心強いですね。

 

さいごに、

私が診ている同じ70歳の患者さんは、レントゲンを見せてもらっても背骨の隙間は狭くなっていませんし、骨の変形もありません。

 

歳のせいや加齢が原因なら70歳以降の方みんな狭くなるはずです。

 

なので歳のせいだから仕方がないと諦めたり、心配することはないですよ。

 

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