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中指のばね指と指先のしびれ。痛くて手術に悩む手根管症候群【相談】

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今回は、50代女性の左手中指のばね指と右手の手根管症候群についてのご相談です。

 

40代50代の女性に多いこの2つの疾患。

 

結論から言わせていただくと、

 

この2つの疾患は治すのが難しい

 

(決して治らないわけではありません)

 

なぜかという理由は解説していますので、読み進めていただけたらと思います。

 

 

当たり前に使っていた手が使えなくなるとかなり不便で深刻に悩みを抱えている方は多いです。

 

いっそのこと手術をしようと思っても、やっぱり手術が怖く周りに相談できる人がおらず、結局だらだらとそのままにしてしまっている。

 

もし、ばね指や手根管症候群で悩んでいるのであればこの記事を悩み解決の参考にしていただき、

 

そうでない方も自分事のように、ならないための予防に役立てていただけたらと思います。

 

相談内容

左手の痛み右手のしびれで悩んでいます。


3年前から右手のしびれがあり整形外科では、首からくるものと言われました。


しばらく様子を見ましょうと言われ仕事も休んで様子をみましたが、しびれがおさまりませんでした。


ネットで調べてみるとなんか首からではないような気がして納得ができなかったので、別の整形外科で診てもらいました。


そこでは、手根管症候群と言われました。


手根管症候群の場合、手術も必要と言われすぐに手術が受けられる心の準備が出来ておらず月日が経っています。


しびれはずっとあり指の感覚がにぶい感じです。


ドライヤーで髪を乾かすときにしびれが強くなり耐えられなくなります。

 

 

そして、去年の8月くらいから左手の中指腱鞘炎ばね指で左手をグーしたら、開くとき中指だけ曲がったまま開きません。


これも整形外科で診てもらいばね指と言われました。


最近は痛みが出てきて、指が腫れる?むくむ?太くなっている状態です。


自分で考えられる原因としては、

現在母が寝たきりの状態で母の介護をしていて仰向けの状態で手をベッドと背中の間に入れて背中をマッサージした使い過ぎかなと思っています。

 

もともとリラクゼーションの仕事でマッサージをしていたので手を良く使っていて痛めたのかもしれませんが、現在は両手の痛みから仕事を辞めてしまいました。

 

治るならと思い切って手術をしようかと考えましたが両手は怖いのと母のことが心配で手術ができる環境ではありません。

 

いろんなことが重なり不安がいっぱいです。


不安や心配から不眠症になり睡眠薬を飲んで寝ている状態です。

 

一人で悩んでいても解決できませんし、病院の先生に相談しようにも私の本音を言うことができません


なのでここで相談させていただきました。

 

私の両手は良くなるのでしょうか?

 

やっぱりいつかは手術を受けないとダメですか?

 

言い忘れてましたが50代女性です。

長くなりましたがお返事お待ちしております。

 

回答

長い文章を入力するのも大変のはずなのにそして、なかなか相談しにくいようなことまで


勇気を出して相談していただきありがとうございます。

 

とても〇〇さんのお気持ちが伝わってきました。

 

微力ではありますが、お役に立てるよう回答させていただきます。

 

 

〇〇さんと同じように病院の先生に、自分の本当の気持ちを言えないという患者さんはすごく多いです。

 

「こんなこと聞いていいのかな?」

 

「これぐらいの痛みは我慢した方がいいのかな?」

 

「こんなこと聞くと迷惑ではないかな?」

 

と気を遣ってしまい本音を言えず不安な気持ちのまま帰るという状況です。


そして、家に帰りインターネットで調べて間違った情報知識を得て症状を悪化させてしまったり、治りにくくしてしまいます。

 

こういう悪循環にならないためにも、先生が忙しい中でも一人一人患者さんの話をしっかり聞いてくれる病院や先生が理想ですね。

 


まず病院でも説明があったと思いますが簡単に、ばね指手根管症候群について説明していきます。

 

ばね指は、腱鞘炎の一種で指を曲げ伸ばしする際にカクンカクンとひっかかりその際に痛みが発生します。

 

手根管症候群は、手首から手のひらを通って指先までいく神経があり、手のひらにある手根管というトンネル部分で神経が圧迫された状態をいいます。

 

右手のしびれというと首からという原因もあると思いますが、原因を絞っていくために手根管症候群の検査があります。

 

チネル徴候といって、手首から指1本分指先の所で母指球と小指球の間の所をトントントンと叩くとしびれが指先の方に響く。

 

もう一つはファーレンテストといって、手首を手のひら側に直角に曲げて両方の手の甲を合わせて1分間その状態をキープします。


1分以内に指先にしびれが悪化すると手根管症候群を疑います。

 

 

手根管症候群を治すには、整骨院などの手技療法ではどうしても限界があります。


私も過去に何例も診ましたがなかなか良い結果は出しにくいです。


軽度のものだと見込みはありますが、慢性化していたりすると手術も考えなければいけません。


何度も先輩と手根管症候群の治し方を話したり、アプローチのアイディアを出し検証してみても治してあげたいという気持ちとは裏腹に本音をいうと現実は難しいです。

 

なぜかというと、

治療して少し良くなったとしても生活で手を使うのでまた元に戻ってしまうからです。

 

使わずに安静にすることが難しいからです。


なので治療だけでなく患者さんの生活習慣を変えたりする協力が必要です。

 

ただ手根管症候群が治ったケースもあります。


それは、ギプス固定することです。


骨折したときに使う固いやつです。

 

手首から指の曲げ伸ばしもできないように、指先までギプス固定しました。

 

ここまで完全に固定すると、手や指を使うことができません。


要するに強制的に安静にするということです。


このギプス固定することによって安静が保たれ手根管の圧迫が取れしびれが治りました。

 

この方法には条件がありみんなができるわけではありません。

 

まず患者さんに説明した上で納得同意のもとでなければいけません。

 

そしてこの方は、痛めていた手が利き腕ではありませんでした。


最後に拘縮のリスクがあること。


しばらくの間、固定して手や指の関節を動かさないので関節が固まってしまいます。


なので患者さん自身に固定の下でたまに指を動かしてもらう必要があります。

 

ここまでできる人とできない人がいると思うので、自分の出来る範囲で良いと思います。


固定をしなくても安静にできるのであればそれでも良いです。

 

ばね指も基本的には安静が一番ですね。
そして、アイシングをしてみてください。

 

おそらく原因としては、手の使い過ぎではないかと思います。


マッサージのお仕事をされていたりお母さんのマッサージをして症状が悪化していたりするので。

 

お母さんのマッサージをされるということですが、

 

今の手の状態ではベッドと背中の間に手を入れて指を曲げて指先でマッサージするやり方は、

指にものすごく負担がかかるのでそのやり方を変えるなど考えた方が良いと思います。

 

例えばもし可能であれば横向きになった状態でマッサージするや座る姿勢など体勢を変えれるなら体勢を変えてマッサージすること。


マッサージをする指も変えたり手のひらを使うこともできると思います。

 

不安や心配で寝れていないということなので、

睡眠がしっかりとれないと自律神経の働きやホルモンの働きが悪くなります。

 

これらは、ばね指や腱鞘炎や手根管症候群にはすごく関係があるので、

まず、治す順番を整理していくのが良いかと思われます。

 

順番としては、不安や心配を減らしていくことをして睡眠が取れるようにすること。


そしてばね指と手根管症候群の治療を行うという順番がベストではないかなと考えます。

 

不安や心配は解決できる問題ではないかもしれませんし、時間がかかることだと思います。


しっかり自分と向き合いときには、信頼できる人に話したり相談してみるのはどうでしょうか?

 

悩みや不安は誰かに話したり聞いてもらったりすると少し心が落ち着きます。

 

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