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足の裏の痛み、足底筋膜炎の治し方とセルフケア【相談】

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足底筋膜炎は、扁平足や靴を新しく変えた時、


よくかがむ動作が多い40代50代の大人や、

 

陸上や剣道にをしている学生に起こりやすい疾患です。


1度なってしまうとなかなか治りづらく、とても痛みで苦しめられます。

 

この記事では、臨床現場での治療の経過を例として解説していきます。

 

相談内容

足底筋膜炎です。


地面に足が着いただけで激痛です。


歩くのも歩けません。


とくに土踏まず(アーチ)にジンジンと痛みがでて、筋肉が引っ張られるようにつりそうになります。


最終的には立つのも辛くなったりしてかなり悩まされています。


痛いところは、土踏まずとかかとの間の所です。


一応ネットで調べてテーピングはしていますが、あまり変わりがありません。


そこで、何か良いストレッチやマッサージなどのセルフケアを教えて欲しいです!

 

回答

足底筋膜炎は、足の裏の筋膜(腱膜)が炎症を起こしている状態をいいます。

 

症状の強さや出かたが似ているので、


足底筋膜炎が治った患者さんの治療経過を例としてお答えしようと思います。

 

中学2年生の男の子


野球部 キャッチャー


両足足底筋膜炎


治るまで半年間かかりました。

 

症状


・足の裏の痛み


・歩けない、じっと立つのも痛い


・足全体がむくむ感じ


・指先が冷たいが足の裏は熱い


・圧痛は、土踏まずとかかとの間の部分


・普段は家から学校まで歩いて10分くらいの距離だが、歩いては痛みがでて地面に座って休憩してを繰り返し30分かけて登下校していました。

 


まず、治療していくにあたって大切なことが4つあります。


安静・アイシング・固定・治療

 

治療以外のこの3つは自分でしてもらうことです。

 

この子の場合、野球部の部員が9名しかおらず休むとメンバーが足りなくなるので休むことは難しいとのことでした。


なので部活を続けながらですが休めるときは休んでもらったり、極力安静を心がけてもらいました。


しかし、足の裏の痛みをかばいながらの練習によりスネの内側に痛みが発症してしまいました。


このときは、シンスプリントやこのまま練習を続けると疲労骨折になりかねないと説明し、2週間だけ練習を休んでもらいました。

 

土踏まずが落ちて扁平足になると地面からの衝撃を吸収分散できずスネに負荷がかかります。


これにより、シンスプリントや疲労骨折を起こしてしまうので注意が必要です。

 

そしてアイシングは、冷やせる時間があればとにかく冷やしてもらいました。


1回に冷やす時間は15〜20分です。

 

固定は、最初包帯でクッションの役目も含めて圧迫固定しましたが、むくみが取れただけで痛みが引かなかったので、毎日自分で巻く手間を考えてテーピングにしました。


テーピングは足の裏の筋肉に沿ってサポートするような貼り方です。


靴にインソールを入れるのも良いでしょう。


ですが学生のため、靴をいろいろ履き替えるのでインソールは使えませんでした。


インソールの代わりにアンダーラップでクッションを作り土踏まずの所に入れてもらうとそのときは痛みは軽減していました。

 

治療は、超音波治療をして手技をしていました。


超音波とは、指では届かない身体の深部まで刺激を加えることができるので治癒を早めることができます。

 

治療で意識した所は、正しいアーチを作ることです。


足には3つのアーチがあり、

 

土踏まずは、内側たてアーチといい、外側たてアーチと指先の横アーチがあります。

 

この3つのアーチのバランスがとても大切です。

 

このアーチを整えるために、足の骨の歪みの調整や関節の動きの改善、

 

後脛骨筋など筋肉からのアプローチをしました。

 

この治療はこれ以上痛みが増加しないようにするためと炎症を起こす原因を取り除く治療です。


しかし、この治療だけでは痛みは減りません。

 

痛みを軽減させるには、炎症を取ることが1番です。


なので安静、アイシング、固定を行うことで炎症が引いた時に再度炎症を起こす原因を取り除いていることが理想です。

 

この2つの処置をしていきちょうど半年くらい経った頃、痛みがなくなり再発もなく普通に部活ができ完治といえるまでになりました。

 

 

自分でできるセルフケアは、アイシングを徹底すること、それとふくらはぎなど足のストレッチも効果的だと思います。

 

それと、足の指の運動です。


男の人は足の指が不器用な人が多いです。


足の指でグー、チョキ、パーの形ができますか?


これぐらい自由に動かせると良いです。

 

足の指の運動は、膝を曲げて床に座り足の指先にタオルをひきます。


そしてこのタオルを足の指だけで挟んでタオルを近づけていく運動です。


この運動により、足の指の関節の運動と足の裏の筋肉の柔軟性にも繋がります。

 

 

足底筋膜炎は、治るまでに時間がかかり完全に治らないまま過ごしていることが多いです。

 

早めに発見すること、そして早めに正しい処置を行えば慢性化することなく痛みは普通に治っていきます。

 

身体の不調や痛みでお悩みの方はご相談ください。

 

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