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股関節のレントゲン/先天性股関節脱臼の痛くなる原因【相談】

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今回は、先天性股関節脱臼についてのご相談です。

 

1000人に1〜3人の割合で起こると言われている先天性股関節脱臼。


圧倒的に女の子に多いのが特徴ですが、

大人になって変形性股関節症になり痛みや歩行障害を起こす可能性があります。


人工関節などの手術を受けるべきか悩まれている方も多いです。

 

この記事では、先天性股関節脱臼について整骨院の先生の視点から詳しく解説していきます。

 

医学的な文章になりますができるだけわかりやすく解説しますので安心してください。

 

相談内容

先天性股関節脱臼のことについて


30歳女性です。


産まれつきに先天性股関節脱臼と診断を受け、リーメンビューゲルで治療しました。


それ以来、経過を診てもらうために1年に1回くらいのペースで整形外科に通院しています。

 

今年の3月に受診した時は問題ないと言われたのですが、10月くらいから股関節が痛むことがあります。


歩き始めるときに痛むこともあれば、座っていて立ち上がろうとしたときに痛みでゆっくりしか立ち上がれません。


次はまた来年の3月に受診する予定だったのですが、

 

こういう場合早めに病院に行った方がいいでしょうか?

 

ネットで見たのですが、変形性股関節症と言われる可能性はあるでしょうか?

 

それと、運動のためプールでウォーキングと泳いでいるのですが、

 

休んだりした方がいいでしょうか?

 

質問ばかりですみません。


同じような先天性股関節脱臼の患者さんの経験など答えて頂けると幸いです。

 

回答

結論から言いますと、病院は早めに行った方が良いです。


1年に1回というのは、

 

あくまで痛みなど何もなかった場合経過を診るため骨の状態や関節の動きを確認するためです。


これがもし痛みが出た場合は、早めに受診し股関節を診てもらったり相談するのが良いと思いますよ。

 

そして病院で、変形性股関節症と言われる可能性はあります。


ですが年齢的にはまだ早いかなという気がしないでもないですが、


これはレントゲンなど検査をして画像を診たり、関節の動きを診ての判断になります。

 

ただ、変形性股関節症にも程度があります。


骨がぶつかり潰れていたり、削れていたりするともう少し強い痛みや足が上がらないという制限がでるのでまだ歩けているので軽いのではないかと考えられます。

 

1度脱臼すると、靭帯が緩んだりして、関節のはまりがゆるくなったり動かすと骨が動き過ぎて摩擦を起こしたりします。


これらの原因で炎症を起こして現在痛みが出ているのではないかと予測します。

 

なので痛みがあるときは運動は控え、炎症を落ち着かせることが優先すべきことだと思います。


プールなどで運動して痛みが無ければ少しは続けても大丈夫ですよ。

 

水泳やプールでウォーキングは、股関節にとっては、良い運動だと思います。


関節への負担を減らしながら関節の運動ができ、筋肉への水圧の抵抗の負荷をかけることができるので筋力トレーニングにもなります。

 

たとえ変形性股関節症と言われても落ち込む必要はないと思いますよ。

 

これからしっかりと予防していけば進行を遅らせることもできますし、人工関節の手術をせずに生活している人はたくさんいます。

 

毎年定期的に病院で診てもらっているので、レントゲンでの骨の状態を把握していけば進行具合は、わかりやすいかなと思います。

 


同じ疾患や症状の方の経験談は共感できる部分もあり時には、励みにもなるのでお話していきます。

 

60代女性、左の先天性股関節脱臼。

 

この方のレントゲンを見せてもらいましたが、

 

股関節部分の骨盤の骨と太ももの骨の隙間がせまくなって太ももの骨が削れていて、骨盤の骨はトゲができてしまっていました。


医師からは、変形性股関節症と診断されタイミングをみて人工関節を入れましょうと言われていました。

 

本人は、まだ歩けるうちは手術はせず歩けなくなったらもしくは痛みが強くなったら手術をすると決めていました。

 

できるだけ痛みがでることなく生活してもらうために治療では、股関節のはまりが良くなる肢位で関節のすきまを広げるように軽く牽引をしてました。

 

この方も〇〇さんと同じようにプールに通っていましたよ。

 

週に2回程、30分の水中ウォーキングしてからバタ足とクロールもしてました。

 

その甲斐あって、筋力低下はなく負荷がかかる階段でも登ったり降りたりできます。

 

ですが、少しでも股関節に負担をかけないようにと外出するときは常に杖をついていました。

 

今後手術や痛みで歩けなくなるなど不安もあると思いますが、今できることをしっかり行い少しでも自分の足で歩けるように努力しています。

 

足の長さをみても患側の方が短くなってしまいます。


すると立った時にバランスが悪くなり身体には歪みがでます。


この歪みを治す治療も行い股関節にできるだけ負担がかからないように、これ以上骨が変形や削れていかなくて良いように予防しています。

 

定期的にレントゲン検査で骨や関節の状態の経過をみていき、しっかり事実を受け止め今の自分の身体を把握することが大事ではないでしょうか。

 

この方は、お仕事は辞められているので自分の身体に気をつかいながら生活ができますが、


〇〇さんは、普通にお仕事をされていることだと思います。

 

動く量が多いと炎症を起こしやすくはなるのでお気をつけください。

 

心配や不安も多いと思いますが、ほとんどの方が身体に痛みなど不調が出てから病院に行きます。


ですが〇〇さんは、定期的に病院に行っていることで早期発見や将来への準備ができます。


これはとてもプラスなことだと思います。

 

周到な準備が良い結果を導くと信じています。

 

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