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かかとの痛みの原因、治し方と対処法

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今回は、かかとの痛みについてのご相談です。


かかとの痛みと聞いて、柔整師はすぐに思い浮かぶ疾患がいくつかあります。


かかとの痛みの治療をしていく上で重要なことは、かかとのどこが痛いのかということです。


痛みのでている箇所を明確にしなければ、治療方法対処の仕方も変わってきます。

 


かかとの痛みは病院では処置のしにくい部分で、


レントゲンを撮り、湿布痛み止めで様子をみるという流れが一般的です。


指示通り様子をみても痛みが引かなくて悩んでいる方は多いでしょう。


次に、ネットで「かかと 痛み 治し方」と検索すると間違った情報や専門用語ばかり使った解説がほとんどです。


一般の人には難しい内容になっています。


なので今回は、かかとの痛みについて正しい知識をわかりやすく解説し、

 

治し方対処法をお伝えします。

 

相談内容

はじめまして、〇〇といいます。


48歳 女性 主婦です。


恥ずかしい話ですが、痩せようと1ヶ月前からランニングを始めました。


ランニングを始めて2週間ぐらいが経った頃、気がつくと右足のかかとが痛くなっていました。


歩くだけでかかとの痛みがあり、歩くことが困難になりました。


とりあえず病院へ行くと、レントゲンではかかとの所に骨ができていると説明され

 

湿布と痛み止めで様子をみてくださいということでした。


そして2週間後また痛かったら来てくださいといい診察は終わりました。

 


かかとに骨?と疑問があったので検索すると、骨棘トゲとでてきました。


自然に治るまで我慢するしかないと書いてあり、

 

言われた通り2週間様子をみましたが、痛みに変化がみられません。


本当に自然に治るのか心配とこのまま湿布と痛み止めでだけで良いものかと思い相談させていただきました。


日頃の不摂生と言われれば仕方がありませんが、歩けないので困っています。


助けてください。

 

回答

かかとの痛みがなかなか良くならないのと、このまま自然に治るのか心配ということですね。


その不安を取り除けるように

 

かかとのトゲの説明とかかとの痛みの正しい対処法について提案させていただきます。

 


かかとの痛みは自然に治るものもありますが、


正しい処置を行うことで必ず痛みは治りますのでご安心ください。

 

 

かかとが痛くなった原因としましては、ランニングではないかと思います。


普段あまり運動をされていない方が急に運動をすると負担をかけすぎて痛めてしまうことがあります。


ランニングの時間や頻度などにもよります。


そして、かかとが痛くなる原因として上げられるのが、


急な運動、過度な運動、新しい靴、履き慣れてないシューズ、かかとがすり減ってる靴、体重です。


ランニングでかかとから着地をすると、かかとを地面に打ちつける繰り返しになり痛めてしまいます。

 


体重を落とすために必ずしもランニングをしないといけないわけではありません。


ウォーキングでも十分に可能です。


普段あまり運動をされていない方は、ウォーキングから始めることがおすすめです。


最初からランニングは、足首などの関節にも負担をかけすぎますので。

 

 

次にかかとの痛みについてですが、


かかとの痛みは、どこの箇所が痛いのか明確にすることが重要になります。


おおまかに3つに分けますが、


アキレス腱部分足の裏の土踏まず部分かかとの骨部分です。

 


アキレス腱部分は、損傷すると特徴的な痛みがあったり、ご自身でも痛い箇所が明確にできると思います。

 


足の裏の土踏まず部分は、足の裏の筋肉がかかとの骨に付着する部分が炎症を起こし痛みが起こります。


これを足底筋膜炎といいます。


足底筋膜炎については、こちらで解説しています。

 


かかとの骨部分は、かかとの骨部分に繰り返し負荷がかかると炎症を起こし、腫れたりして痛みを起こします。


40代から60代にかけて、かかとの骨が変形を起こしたり、骨化するとトゲができてしまいます。


このトゲを骨棘(こつきょく)といいます。

 


レントゲン上に鳥のくちばし状に尖った骨が写っていたと思います。


このトゲがかかとにできてしまうと、かかとを地面に着けた際に圧迫され痛みを起こします。


病院でレントゲンをみてかかとに骨ができているということでしたので、

 

このトゲができて歩くたびに圧迫されて痛みがでていることが考えられます。


しかしこのトゲは、1ヶ月程度でできてしまうものではありません。


数年〜数十年単位で骨が変形したり、トゲができます。


なので今回ランニングをして痛みという症状が出ましたが、

 

このトゲは普段からの生活でかかとに負荷がかかり続けてできたものと考えられます。

 


確かに、ネットに書いてある通り我慢して治すしかないという部分もありますが、歩くと痛みがでて困っていると思います。


かかとにトゲができてしまっていても、正しい処置を行うと痛みは治りますのでご安心ください。

 


対処法としては、


まずアイシングをしてください。


これは、炎症を抑えるために必須です。


かかとの痛い部分に保冷剤をタオルに包み20分程度で冷やしてください。


このアイシングを1日に数回繰り返してください。

 


次に、かかとにクッションを当てることです。


包帯、サポーター、インソール、ソルボどれを使っても良いのでかかとが地面から受ける衝撃を吸収・分散するためにクッションを入れてください。

 

ティッシュを折りたたんでクッションにすると簡単です。


そして治療院などに行かれるなら、足のアーチ足の骨のバランスを整える治療を受けられることをおすすめします。

 


これらの処置をすることで、

 

炎症が抑まり炎症を起こしていた原因の負担を減らすことができれば痛みは順調に引いて歩けるようになります。


さいごに、痛みが治ったとしてもかかとの骨のトゲが元に戻るわけではありませんので、再発には気をつけてください。

 


運動は、ランニングよりも最初はウォーキングから始めて慣れてきたらランニングに変えていくと良いと思います。


プールで泳いだり、水中ウォーキングも関節への負担を減らしながら運動ができるので体重を落とす運動としておすすめです。


かかとの痛みを治してまた運動ができるようになると良いですね。

 

 

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